面白い!わかる、せつない…そんな猫の絵本を集めました
子供の頃によく読んだ絵本。あなたのお気に入りの絵本は何でしたか?
ふしぎの国のアリスに出てくるチェシャ猫、ブレーメンの音楽隊に出てくるねこ。思いおこすと、笑みを浮かべたりせつなくなったりほっこりしますね。
こちらでは、子供から大人まで楽しめるねこの絵本をご紹介いたします。
わたしのげぼく
著:上野 そら 絵:くまくら 珠美 発行元:アルファポリス
◆あらすじ◆
「ほんとうに、しかたのないやつだな。わたしのげぼくは」――泣き虫でどんくさい「げぼく」と一緒に暮らす、かしこいネコの「わたし」。なでられたり一緒に遊んだりして毎日「げぼく」に尽くされ、時にはケンカをしながらも、「わたし」は幸せな日々を過ごす。
引用:AlphaPolis Co.より
◆にゃんふぁんのひとこと◆
一瞬、題名に戸惑いましたが、ねこさんの気持ちも飼い主さんの気持ちも表しています。お世話しているのではなく、お世話されているのだと思ったら胸がキュッとなりました。
ねこ好きさんにも、そうでない方にも読んでいただきたい奥の深い作品です。
ノラネコぐんだん パンこうじょう
著:工藤 ノリコ 発行元:白泉社
◆あらすじ◆
おいしそうなパンが気になるノラネコぐんだん。
ワンワンちゃんのパンこうじょうにしのびこみ、見よう見まねでパンづくりに挑戦!? 食いしん坊のノラネコぐんだんが巻き起こす大騒動! 2012年11月刊。引用:HAKUSENSHAより
◆にゃんふぁんのひとこと◆
あまりの無邪気さにおいおい!とツッコミたくなったり、そばにいる我が子(ねこ)の頭をよしよしと撫でだりしていました。
親子や友達と、楽しんでいただきたい作品です。
なまえのないねこ
著:竹下 文子 絵:町田 尚子 発行元:小峰書店
◆あらすじ◆
八百屋や書店、パン屋、蕎麦屋、喫茶店などの飼い猫たちが、みんな持っている「名前」に憧れている、ひとりぼっちの猫。
ある日、お寺の猫に「自分で好きな名前をつければいいじゃない」と言われ、名前を探すことに。
名前のない猫が見つけた「ほんとうに欲しかったもの」とは?引用:Komine Shotenより
◆にゃんふぁんのひとこと◆
ノラねこさんを見るたびに思い出して、「あぁ、ねこさん!」と抱きしめたくなってしまいました。
お子さんと一緒に楽しんでいただきたい、心が温かくなる素敵な作品です。
てつぞうはね
著:ミロコ マチコ 発行元:ブロンズ
◆あらすじ◆
てつぞうはね、わたしのねこ。しろくてふかふかのねこ。すわるとおにぎりみたい。てつぞうの大こうぶつは、ハムとパイナップル。スースーするにおいも大好きなんだ。春はさくらの花びらをおいかけて、夏はひんやりする、せんめんだいで寝るよ。だけど、8回目の冬、てつぞうはちいさく、ちいさくなって......
◆にゃんふぁんのひとこと◆
ねこ好きだけでなく、動物を家族に迎えた皆さまに読んでいただきたい作品です。お星になった、私の愛猫を思いおこしました。
親子で読んでいただき、お子さんにいのちの尊さを感じていただきたいです。
あくたれラルフのクリスマス
著: ジャック・ガントス 絵:ニコラ・ルーベル 発行元:PHP研究所
◆あらすじ◆
あくたれねこのラルフは、クリスマスもいたずらばかり。セイラが、かわいいねこを抱っこしているのをみると、いじわるばかりして……。
引用:PHP研究所より
◆にゃんふぁんのひとこと◆
飼い主さんのことを、大好きでたまらないねこさんの気持ちが痛いほど伝わってくる作品でした。
こんなに、いたずら好きでは困る…と思いながら、お互いに(?)心あたりはなくもないなとくすっと笑ってしまう作品ですよ。
100万回生きたねこ
著:佐野 洋子 発行元:講談社
◆あらすじ◆
主人公の猫は、ある時は一国の王の猫となり、ある時は船乗りの猫となり、その他、サーカスの手品つかいの猫、どろぼうの猫、ひとりぼっちのお婆さんの猫、小さな女の子の猫…と100万回生まれかわっては、様々な飼い主のもとで死んでゆく。その時、100万人の飼い主は猫の死にひどく悲しんでいたが、当の猫はまったく悲しまなかった。
引用:Wikipediaより
◆にゃんふぁんのひとこと◆
まさに文学、言わずと知れた名作中の名作ですね。幼い子供に読んでも、わからないなりに答えを求めたくなるのではないでしょうか。
自分で読むだけではなく、プレゼントにもよい作品ですね。
まとめ
いかがでしたか?これだからねこが好き!そう思わせてくれる作品ばかりですね。
さまざまな辛いニュースを耳にする世の中ですが、優しく手を差しのべるまで行かなくても、せめてそっとしておこう。
そう思っていただけるきっかけになれたら嬉しいです。